さて、いよいよステージを見る。

ジュリー祭りの時のようにT字型の、
ランウェーが長く伸びているタイプの舞台。
 

本番はロープを張って立ち入り禁止になるから、
一番近い席の人でも、そんなに近くへは行けない。

そのロープの内側へ、入っていく。
なんだか、これだけでもラッキー。

それを本当に、触れられるくらい近くで、というか、
実際触れた。

ここにサラが立って、歌うのかぁ・・・!



近くで見ると当たり前だが一枚板でなく、継ぎ目がある。
それが、案外ぴっちりとは閉じてなくて、
ほんの数ミリだけど、空いたり段差になったりしていた。

私なら、これに足引っかけて転んじゃいそうだ。

すごい高さのヒールの靴履いて、衣装も
裾の長いのが多いのに、よく転ばないなぁ・・・。
それだけで感心。 
  

2カ所くらい四角い蓋みたいになっており、
これは何か、仕掛けがありそう。

舞台には黒い布をかけて、マジックテープで
留めたりしてあって、思いの外、簡素だ。
布自体ももっと重いかと思いきや、薄い軽い布。

こんな簡素なものが、あれだけの豪華なショーを
支えていると思うと、ある種の感動と、可笑しみを
同時に感じる。

黒幕をめくって、内側を見せてくれた。 

当然そこは「裏」なので、鉄骨や板が剥きだし。

そこにクリスマス・ツリーに使うような、小さくて
連なった豆球が一連、這わせてある。

「サラは、ここを通るのよ」

・・・え、ここを??

T字の長い方の先っちょは、舞台そのものが低い。

その上、鉄骨自体の厚みもあるので、通れる空間は
もっと低くなる。80センチあるかないかだ。
私くらい小さい女でも、這うようにしなくては通れない。

サラは、どうやっているのだろう・・・?
 

それに、この豆球、どう考えても暗い。
あんまり明るいと外から見えてしまうからだろうが、
それにしても。

表で強いライトを浴びた後だと、余計に暗く
感じるのじゃないだろうか。
よくどこにもぶつからずに、走れるものだ。
 

「想像してみて。あのゴテゴテ衣装を着て、
高いヒール履いた、こーんなでっかい頭のサラが、
ここを慌てて、通るとこ(笑)」
 


シュウ・メイさんが、おどけて身振り手振り付きで言う。
 

サラを一度も見たことがない人は、マリー・アントワネット
を想像するといい(笑)。

あんな、豪華なドレスを。普通に外国人がパーティーで
着るようなのを想像しちゃいけない。

下の絵は、実際の衣装を元に、急いで描いた物。
 
brightman魂。

「でっかい頭」というのは、サラの頭部がでかいという
のじゃなくて、ものすごくゴージャスな、凝った髪型や、
髪飾り全体を指している。
 

そんな、すごく豪華な装いで、ステージでは

「私は優雅なことしかしたことありませんのよ」

というようなお顔で歌う人が、その同じ衣装で、
こんなとこを、這うように走るなんて!

ものすごいギャップ・・・!(笑)
 

白鳥の、水上と水中の違い。
けど、そのどちらも白鳥なのだ。

ここでシュウ・メイさんのTVショッピング(?)のお時間。 

「この舞台のセットは、サラ個人の所有物です。
2つほど予備があるから、ご希望の方には格安で
お譲り致します!今ならサイン入り!カラオケにいかが?」


確かに、この上でカラオケしたら、気分よかろうなぁ。
でもうちの部屋、武道館にはちょっと足りないから、
今日はよしとくわ・・・。(財布の中身もね・・・)

これ、会社の所有物じゃないんだ?

 

その後、今回のショーの目玉である最新の3Dの装置を
チラッと見せてもらって、ステージの見学は終了。
 

「3Dについては、ショーを見てからのお楽しみ。
これをコンサートに使うのはサラの、このツアーが
世界初だから、皆さんが最初の目撃者の一人よ」
 


おお〜!なんかすごいな!本番への期待、また大だ!

次回、ほんとうの「裏」へ回る。


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